自力で腕時計の修理を行うことは可能?失敗した場合のリスクをあらかじめ理解しよう

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/02/08

愛着のある時計が故障したら修理したいと思うものですが、メーカーおよび修理業者に依頼するとかなり高く付くことも珍しくありません。そこで考えるのが「自分で直せないか」というものでしょう。自分で修理できれば業者よりもコストを抑えられるため、そう考える人は多いです。当記事では自力での腕時計修理のメリット・デメリットに迫ります。

自力で腕時計の修理を行うメリット・デメリット

自力で腕時計を修理すること自体は可能です。しかし自力での修理にはメリットもあればデメリットもあるため、ここではそれぞれに迫ります。

メリット

最大にして唯一のメリットといってよいのがコストです。自力で修理する場合にかかるコストは、修理するための各種材料(小さなピンセットや刷毛)程度です。

最近では修理器具もインターネットなどで販売されているため、気軽に購入できます。修理器具も1,000円から5,000円程度など少額で済むため、コストを少しでも抑えたい方に最適です。

ちなみに正規の業者に修理してもらう場合は、4万円から10万円程度かかることもあります。民間業者でも2万円から5万円かかることもあり、部品がない場合には取り寄せとなりさらに高く付く可能性があります。

デメリット

そもそも時計の修理は難易度が高いため失敗する恐れがあります。結果、部品を紛失するなどして、さらに状況を悪化させる可能性もゼロではありません。

また正規メーカーで修理しなかったため、メーカー保証が受けられなくなります。修理では対応できないような不具合が発生する可能性もあります。自力での修理は、メリットよりもデメリットのほうが明らかに大きいためおすすめできません。

自力で腕時計の修理を行う方法

コストを重視する方であれば、自力で対応しようとするでしょう。ここでは自力で腕時計の修理を行う方法を紹介します。

各パーツの分解

まずは時計の内部の状況を確認するため、ムーブメントを分解します。その際には時計の構造を確認し、内部状況も確認しながら行ってください。すべての部品の位置の把握は難しいと思われるので、写真等を撮りつつ分解していくのがおすすめです。

部品を洗浄

部品を取り外したら、各パーツを洗浄します。時計は密閉された空間ですが、細かなホコリ等が入り込んでいることもあります。

ほかにも油汚れなどがある場合もあり、金属と金属が擦れて発生する鉄粉は多く見受けられるケースもあるのです。汚れによって時計が動きにくくなっていることもあり、部品洗浄だけで時計が復活することも少なくありません。

必要なパーツの交換

分解し部品を洗浄したら、各パーツの摩耗状態を確認します。あまりに劣化していると判断できる場合は、そのパーツの交換を実施します。

パーツに関しては、ネットで手に入れたり、ほかの時計から流用したりするようなカタチでも問題ありません。ただ時計によって使われている部品は異なるため、必ずしもマッチするわけではないので要注意です。

油を注油

必要な部品の交換が終わったら、次は油を注油します。指定箇所に適量の油を注油し、部品と部品がしっかりとかみ合い連動するか確認してください。問題なくスムーズに動くようであればOKです。

蓋を締めて修理完了

あとは各パーツを元の場所に戻して蓋を閉じれば修理は終了です。ただ紡錘形の時計の場合は、どこかに隙間等があると防水の役割を果たしません。蓋がしっかりとハマっているか確認したうえで、作業を終了してください。

失敗リスクの高い時計修理は専門業者に任せるのがおすすめ!

時計の修理は簡単ではなく、スキルおよび知識も必要です。細かな作業となるため集中力の必要であり、ちょっとしたミスが時計のさらなる故障を招きます。その点、専門業者であれば修理クオリティが極めて高いので安心です。中には、1年保証など修理後の保証が充実している業者も少なくありません。

さらに注目したいのが、修理する際に交換した部品も正規部品を使用してくれることが多い点です。正規の部品でないと、歪みが生じて若干のずれが出てくることも少なくありません。せっかく修理したのに、時刻のズレが激しい、なんてことになれば使い勝手にも影響を与えてきます。

また専門業者だと、あなたが気づけなかった故障部位を発見してくれることもあります。つまり、次に発生すると考えられる故障を未然に防いでくれるのです。あなたの時計が高級なものであれば、自分で修理して一生使えなくなったら後悔するでしょう。そういったことにならないためにも、専門業者に任せてみませんか。

まとめ

自力で腕時計の修理を行うこと自体は可能です。ただ時計内部の洗浄など、できることは限られるでしょう。油を注油するのも簡単ではありません。部品の交換となると、専門的な知識とスキルも必要になるため、失敗する確率が高くなります。

一方でコストはかかりますが、時計修理の専門業者に頼めば精度の高い修理をしてくれます。各種部品の交換にも対応しているため、古くて部品が摩耗しているようなケースでも問題ありません。

また修理箇所については、補償制度を設けている業者もあります。短期間で同じ場所が故障した場合は、無料で対応してくれるケースもあるので安心です。思い出のある時計を自分で壊さないためにも、ぜひ専門業者の利用を検討してみてください。

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